さまざまな日本の産業は、物理学が支えていることを知っていますか?私たちの生活を豊かにしてくれる技術やサービスの裏側で生かされる学問について、いろいろなことを聞いてきました!

応用物理は、ナノテクノロジー、光化学、バイオ工学などこれからの産業を担うために必要な学問です。実は、日本の産業を考えると、物理学を応用したものが多いのが事実。例えば、「なぜレーザーポイントから強い光が生まれるんだろう?」や「どうやってカメラで写真が撮れるんだろう?」といった日常のさまざまなことは物理学が関係しています。そのようなさまざまな現象に対して、たっぷりある学びの時間の中で、たくさん「なぜ?」や「どうやって?」などの疑問を持ち、自分でとことん考え抜いて欲しいですね。

原子・分子レベルで物事を理解し、さまざまな産業のベースとなる研究を行う「応用物理学科目」。1年次のテーマは、学力の基礎体力作り。専門分野を学ぶ前に、物理学の基礎はもちろん化学や工学などさまざまな知識をしっかり学べるカリキュラムを用意しています。そして、「応用物理学科目」の最大の特徴は1~3年次まで、教授1名と大学院生がサポートしてくれる「チューター制」によってしっかりじっくり学びを深めていけることです。2年次から自分が興味のある研究科目を選択。3年次まで専門分野の知識を座学や実習を通して身につけ、4年次はいよいよ研究室に配属。本格的に熱意を持って取り組める研究テーマを決め、ゼミでのディスカッションやプレゼンテーションを繰り返すことで、1人の研究者としての素質を磨いていきます。

学部卒業生の90%以上は、じぶんの研究をさらに掘り下げるために大学院へ進学します。2年間、研究者としての基本姿勢、そして応用できるスキルを身につけて、電気・情報通信機器製造業、輸送用機械器具製造業、食品関係など、物理学を活用して日本のものづくりや通信に関わるさまざまな業界で活躍しています。学部生の中には、教員を目指す学生も少なくないのが特徴です。大学のカリキュラム以外にも教員免許取得に必要な科目を受けたり、教育実習へ行ってじぶんの目標に向けてがんばっています。

基本、プロジェクターを使った授業が多いそうです。基礎知識はもちろん、そのことに関係する最新の研究などもしっかり伝えなければならないので、どのように学生に情報を伝えていくかは、各先生たちも工夫しています。

大阪大学 工学部 応用物理学科目 大阪大学 大学院工学研究科 精密科学・応用物理学専攻 応用物理学コース