在学生・卒業生インタビュー

2020/02/20在学生

めっちゃ刺激をもらえる先生、先輩、仲間がいっぱい!

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「応用自然科学科」「応用理工学科」「電子情報工学科」「環境・エネルギー工学科」「地球総合工学科」の5つの学科からなる大阪大学工学部には、めっちゃ個性あふれる多彩な人材が集まっています。
大学での学びやこの学部を選んだ決め手、入学してよかったことなど、森本 紗伎さんにお話を伺いました。

応用理工学科 マテリアル生産科学科目
マテリアル科学コース 材料設計・プロセス工学領域(小泉研究室)
4年生 森本 紗伎さん

世界レベルの最先端の研究をしたい!

高校では数学と物理が得意で文系科目が苦手な典型的な理系女子でした。ものづくりがしたかったこともあり、世界レベルの最先端の研究をできる阪大に憧れて、阪大工学部を志望しました。
阪大工学部には、応用自然科学科、応用理工学科、電子情報工学科、環境・エネルギー工学科、地球総合工学科の5つの学科があり、入学後はまず学科全体に共通する基礎知識を学んでから、各学科内の各コースにわかれて専門的に学べます。入学時点では、自分のやりたいことを完全に絞り込まなくても、基礎を学んでから自分の好きなものを見つけて、より深く学べるというところにも魅力を感じました。

ナノの世界から宇宙開発まで。 幅広く応用できる金属材料をリサイクル

研究室では1日中パソコンの前に座っているという森本さん。シミュレーションにより、2種類の金属粉末に垂直振動を与えて分離する方法を調べています。

1年生での学びを通じて金属材料に興味が湧き、2年生になってマテリアル科学コースを選びました。金属材料はナノの世界から宇宙開発まで、応用範囲が広いので、将来、どの企業に就職しても、大学で得た知識が役立つと思ったからです。授業はキャンパス内の学びだけでなく、鉄工所などの工場見学もあり、実際に鉄が溶かされて型に流し込まれる様子などを間近に見ることができ、とても興奮しました。

4年生になって小泉研究室に配属されてからは、パソコンでのシミュレーションをメインに、3Dプリンタに使用する金属材料のリサイクルの研究を進めています。具体的には、銅とチタン、2種類の金属の粉末を容器に入れ、垂直振動や磁場を与えて分離する方法を開発しようとしています。

今後はいまの研究を発展させて、2つの層に分けたものを回収する方法や、適切な条件を探していければと思っていますが、将来的には社会に役立つ新しい材料も開発できたら嬉しいです。

先生と学生の距離も近く 研究室の居心地はめっちゃ最高!

研究室のみんなと行った白浜旅行

小泉研究室のメンバーは20数名、同級生は7名います。普段の研究以外にも、一緒に白浜へ旅行したり、めっちゃ仲が良くて居心地も最高です。

研究室に入るまでは、教授の先生というと、近寄りがたいイメージがありましたが、小泉先生はとても優しい方です。学生との距離も近く、とてもフランクに接して頂けるので、何かと相談もしやすく、とても研究しやすい環境です。

研究室にはだいたい朝の9時頃から夕方の18時頃までいますが、今は実験よりもシミュレーションがメインなので、1日中パソコンの前に座っていることも多く、作業に疲れたときは、食堂で友達とおしゃべりして気分転換しています。でも、周りには勉強を頑張っている学生がものすごく多いので、息抜きしながらも、「自分も頑張らなきゃ!」と、いつもいい刺激をもらっています。

みんなで協力してひとつのものをつくる素晴らしさを体験!

サークルのメンバー全員で協力し合ってつくったプラネタリウム

星に興味があったので、天文同好会というサークルに入りました。一番楽しかったのは、学園祭でプラネタリウムをつくったこと。キャンパス内の屋外に、サークルのメンバー全員で協力し、丸1日以上かけて、いちからプラネタリウムをつくりました。私は星に色をつけて星座絵を映す係でしたが、みんなで協力してひとつのものをつくりあげる喜び、素晴らしさを知ることができて、めっちゃいい経験ができました。他の学部の友達ができたことで、工学部以外の食堂に行ってみたり、キャンパス内での行動範囲も広がりました。

ユニークな学生がめっちゃ多い阪大工学部!

「阪大はおもしろい学生や、良い影響を与えてくれる先輩も多いです」と森本さん。

学生時代はひととして成長できる貴重な時期でもあるので、自分の周りにどんなひとがいるかが、結構、重要だと思います。阪大には学部問わず、ユニークでおもしろい学生がめっちゃ多いし、いい影響を与えてくれる先輩や先生もたくさんおられます。私自身、いろんな価値観を持ったひとに出会えたことで、ものの考え方や視野も広がったし、阪大工学部はとても魅力的な学習環境だと思います!

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