進路・就職情報

入学から卒業まで(学部)

工学部への新入生は、最初の1年間は豊中キャンパスの方で全学共通教育科目を中心に学ぶことになります。この1年の間に、工学部からも多くの教員が豊中に出向き、専門教育のイントロダクションとなる講義を行います。これを参考に志望する分野、学科目を定めるとよいでしょう。

2年生になると工学部のある吹田キャンパスに移ります。そしてこのころから専門教育科目の比重が高くなっていきます。学科目に分属して学ぶのは3セメスター(2年前半)からとなり([注]環境・エネルギー工学科は5セメスター(3年前半)から分属)、3セメスター以降の学習を通じて学ぶべき専門分野がおおよそ定まってきます。3年生になるとより進んだ専門科目を学びます。

4年生になると、学生は研究室に分かれて卒業研究を行います。研究室では教員の指導・アドバイスを受けながら、各自で専門分野の新しいテーマに関する研究に取り組み、その結果を卒業論文にまとめます。卒業研究は初めて創造的な研究活動を体験するとともに、教員や大学院生と親しく交わり、自分の将来の進路を見いだす貴重なチャンスです。 各専攻の内容等に関しましては、各専攻のサイトをご覧ください。 また、以下の表も参考にしてください。

所定の単位を取得し、卒業論文を完成すれば卒業です。卒業者には学士(工学)の学位が与えられます。取得しなければならない単位数は、共通教育科目及び専門基礎教育科目で50単位程度、専門教育科目(専門基礎を除く)で80~90単位程度となっており、卒業に必要な単位数は130~140程度に設定されています。

以上が通常の卒業までの流れですが、優秀な学生には大学院への「飛び級進学」と「3年次早期卒業」という制度が準備されています。いずれも4年次を飛ばして大学院に進むことには変わりはありませんが、「飛び級進学」は学部を卒業せずに3年次で退学するため、学士(工学)の学位を得ることはできません。一方、「3年次早期卒業」は、現在は電子情報工学科で制度化されていますが、この場合は所定の単位を取得すれば学士(工学)の学位を得ることができる点が「飛び級進学」と異なります。限られた時間で卒業研究も実施しますので、学業は当然ハードになります。

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大学院進学

8月末に大学院入試が行われます。この際、希望する専攻を自由に選ぶことができます。ただし、その専攻に進学するのに必要な基礎専門学力を身に付けていることが必要です。多くの専攻は、いろいろな学生に門戸を開くため、試験科目にバラエティを持たせ、受験生が選択できるようにしています。また成績優秀者を対象に推薦入学制度を採用している専攻もあります。特に優秀な学生は前述のように3年次を終了した後、大学院に進学することもできます。

大学院を修了するのに必要な年限は、博士前期課程(修士課程)は2年、博士後期課程(博士課程)は3年ですが、修士1年、博士2年又は、修士2年、博士1年以上で修了できる道が用意されており、優秀な学生には時間を待たずに能力を伸ばす道が開かれています。学部から最短コースを歩めば、24歳で博士号を取得できます。

現在、大阪大学工学部ではおよそ85%の学生が大学院に進学し、より高度な専門知識を学ぶとともに、活発な創造的研究活動を行っています。海外における国際会議での発表や学会に出て活躍している大学院生もたくさんいます。

就職

工学部の卒業生の進路は、大学院への進学と一般企業や官公庁、中学校、高校等への就職に分かれます。大学院への進学者は、年によって、あるいは学科によって少し異なりますが、工学部全体としては、およそ卒業生の85%となっています。工学部は毎年2,000社に達する企業からの就職依頼が来ており、就職希望者のうち約97%が就職しています。

過去3年間の博士前期課程修了者の就職先は次のとおりです。