イベント 11月30日開催 三輪E Vによる宅配体験会
2023年11月30日(木)、大阪大学大学院工学研究科「モビリティシステム共同研究講座」(大阪大学と関西電力株式会社により 2020年4月1日設置)(以下、共同研究講座)は、株式会社V E C T R I Xの協力を得て、大阪大学吹田キャンパス内において、物流の2024年問題に関する講演及び三輪E Vによる宅配体験会を実施します。
本プロジェクトの背景
近年、人口減少による人手不足が様々な業界で影響を及ぼし始めていますが、物流業界においてもいわゆる「物流の2024年問題」として社会問題となっています。特に昨今のE C普及により多頻度小口配送が増加していることも加わって他業界と比較しても深刻な状況となっており、ドライバーの確保が喫緊の課題となっています。一方、カーボンニュートラルの実現に向けて車両走行時のCO2 を削減することが重要な課題になっており、共同研究講座ではeモビリティの研究を積極的に推進しています。
以上のような背景から、自動車に馴染みのあまりない若者や女性でも乗りやすい宅配用車両として三輪EVを取り上げ、これらの課題を解決するための一つのツールとして提案し、その可能性を実証するとともに、参加者の理解を深めるため、宅配体験会を実施します。
本プロジェクトが社会に与える影響
本プロジェクトを通じて、参加した学生、教職員が物流の2024年問題について理解を深めるとともに、参加者へのアンケート結果を分析することで、三輪EVの宅配等への利用拡大の可能性を検証し、物流の2024年問題解決の糸口になることを狙っています。
イベント概要
【スケジュール】
13:30〜14:00 講演:「物流の2024年問題とは」
モビリティシステム共同研究講座 岩田 章裕 特任教授
14:00〜14:10 紹介:「三輪EV“I-Cargo”紹介」
株式会社VECTRIX 山岸 志明 代表取締役
14:10〜14:15 説明:宅配体験の方法
14:15〜17:00 宅配体験会
【場 所】 大阪大学吹田キャンパス
【申 込】 事前にこちらのフォームから申込要
【宅配体験会内容】
参加者が三輪EVで下図に示すようなルート(センテラス棟→テクノアライアンス棟→M3棟→センテラス棟)を回って模擬宅配荷物を配達してもらいます。
<モビリティシステム共同研究講座の概要>
共同研究講座名:モビリティシステム共同研究講座
研 究 目 的:eモビリティを核としたスマートシティを創造し、環境や利便性が向上した新しいライフ・ワークスタイルの実現
場 所:大阪大学吹田キャンパス 大学院工学研究科 U4
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘 2-1
設 置 期 間:2020年4月1日から2025年3月31日(予定)