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イベント 2022年1月24日開催 テクノアリーナ フォーラム「エネルギーバリューチェーンと社会のしくみ」

大阪大学大学院工学研究科 テクノアリーナ フォーラム「エネルギーバリューチェーンと社会のしくみ」


【日 時】

2022年1月24日(月) 13:30~17:00


【開催方式】

対面式 (大阪大学 吹田キャンパス・工学研究科 内  センテラス3階センテラスサロン) とオンラインのハイブリッド方式


【趣旨】
 エネルギーは社会や生活が成り立たせている根幹です。近世以降、化石燃料の活用が進み、電力送電網が整備されてきた結果、エネルギー源の地理的な制約はあまり意識されなくなっていましたが、最近のカーボンニュートラルへの要請などのエネルギー関連での諸問題を受けると、それがこの二世紀ほどに限定された特異なものであったことが浮かび上がってきます。詰まるところ、未来のエネルギーは、よりグローバルなネットワークへと発展していくのか、元来の地産地消に戻っていくのか、その行く末は見通せません。
 本フォーラムでは、エネルギーと社会との関係性を切り口に、参加者の方々とともに、社会と技術の統合という視点から、エネルギーにまつわる課題や問題を俯瞰的に見つめ直してみたい、と考えています。
 ご関心の方々に、是非、ご参加をいただきたく、案内申し上げます。


【プログラム概略】

(敬称略・詳細はフォーラムHPを参照ください)
趣旨説明:藤田喜久雄 (大阪大学 工学研究科 機械工学専攻 教授)

基調講演:
 「地域エネルギーシステムデザインの課題」
  中田俊彦 (東北大学 工学研究科 技術社会システム専攻 教授)
 「エネルギー産業がもたらした地域社会の形成と変動―三池炭鉱・高島炭鉱の事例―」
  堤 研二 (大阪大学 文学研究科 文化動態論専攻 教授)

ピッチプレゼンテーション (事例紹介など):
 「離島におけるエネルギー転換の社会課題」
  松村悠子 (大阪大学 人間科学研究科 人間科学専攻 特任助教)
 「脱炭素文脈における民生エネルギー需要」
  山口容平 (大阪大学 工学研究科 環境エネルギー工学専攻 准教授)
 「木質バイオマスエネルギーの過去・現在・未来 ―インドネシア製炭業の事例―」
  渕上ゆかり(大阪大学工学研究科附属フューチャーイノベーションセンター助教)
 「System of Systems設計論からのアプローチ」
  野間口 大 (大阪大学 工学研究科 機械工学専攻 准教授)

パネルディスカッション:
 「デバイス・需給連鎖・社会の三層から考えるエネルギーの未来」
  パネリスト :中田俊彦、堤 研二、
         津島将司 (大阪大学 工学研究科 機械工学専攻 教授)
  モデレーター:伊藤武志 (大阪大学 社会ソリューションイニシアティブ 教授)


【参加費】無料


【フォーラムHP】 http://syd.mech.eng.osaka-u.ac.jp/i/forum0124

【参加申込み】1月20日(木) 17:00 までに上記からお申し込みください。


【問合せ先】
   大阪大学大学院工学研究科 附属フューチャーイノベーションセンター
   Mail: forum@cfi.eng.osaka-u.ac.jp TEL: 06-6879-7195 (岩堀)


【備 考】本フォーラムはシンポジウム「社会課題とは、統合とは」 (2020年1月22日)、シンポジウム「社会と知のエコシステム~生体× 歴史×人工物~」(2020年12月3日)の続編として開催するものです。各シンポジウムの記録集もホームページから参照いただけます。