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お知らせ 医工連携サロン(菅本招へい教授室)オープン

3月まで本学医学系研究科の運動器バイオマテリアル学講座の教授であられた菅本 一臣 先生に、4月1日から工学研究科の招へい教授に就任いただきました。E4棟228室を使っていただくことにしましたところ、「医工連携のサロンに使ってください」とのことで、そのオープニングの記念も兼ねて、連休前の4月28日に桑畑 進 工学研究科長、森 勇介 教授、高井 重昌 教授、尾崎 雅則 教授、間 久直 准教授、本間 健太 助教が訪問しました。
CT X線検査やMRI等、医学に役立つ工学技術は数多くあり、医学で必要とする工学技術とは?ということで話が弾みました。菅本先生は「皮膚に隠れた骨がどう動いているのか、誰も見たことがないのです」という状況で整形外科医は手術している中、レントゲンをコマ送りの動画モードで撮影し、パラパラ漫画からコンピュータ技術でスムーズに動くようにして、まさに工学的手法で「見えなかったものを見える」ようにされました。そして、そのデータを基にチームラボボディ株式会社からアプリ(teamLabBody)を出されています。
このような例をはじめとする、医学を出口とする工学技術の必要性、重要性についての話を、和やかな雰囲気で楽しくお聞きするとともに、今後、いろいろな側面から医・工が連携した研究と教育についての具体的相談をしていくことを約束いたしました。

(写真撮影のためマスクを外しています。また、ケーキと紅茶は、歓談のあとに黙食でいただきました。)