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お知らせ グローバル若⼿研究者フロンティア研究拠点シンポジウムが開かれました

 2022年9月26日(月)、工学研究科センテラス・サロンにて、フューチャーイノベーションセンターグローバル若⼿研究者フロンティア研究拠点の主催するシンポジウムが開かれました。

 優秀な若手研究者を自立的な研究環境の中で育成するシステムを整備するため、「日本型テニュアトラック・プログラム」が全国の各大学で推進されています。阪大工学研究科では、2006年に文部科学省の支援を受け、独自に「グローバル若手研究者フロンティア研究拠点」(略称:グロ若)を開始しました。

 本拠点では毎年、3~5名の若手教員(講師または助教)が採用され、研究科の研究費で存分に教育と研究を実施いただいています。3年目の中間評価、5年目のテニュア評価に合格すると、正式にテニュアポストが与えられます。

 今回のシンポジウムは、当該年度に中間評価を控えたメンバーが中心となって、毎年開催されているものです。メンバー自身で海外から著名な研究者を招へいし、互いに英語で口頭発表するとともに、メンバー全員がポスター発表により研究を紹介することで、さらなる研究発展につなげています。
 コロナ禍のため、2020年から海外からの招へいは難しかったものの、グロ若メンバーの尽力によりオンラインの形で継続しており、今回は3年ぶりに念願の対面(ハイブリッド)開催となりました。

 この日は開会に先立ち、桑畑工学研究科長が挨拶され、続いて菅本招へい教授から「医工および産学連携におけるものづくり(楽観論)」と題した特別講演が催されました。その後、5名のグロ若メンバーが口頭発表し、活発な議論が行われました。

本制度により抜擢された若手教員の先生方へ期待とエールを送る桑畑先生(左)と
ご自身の体験談を交えながらお話される菅本先生(右)

 今後も優秀な若手研究者の方々が自由にご自身の研究を深め、意見交換する場・制度を提供することで、どんどん創造の幅が広がり、新たな芽が生まれてくることが期待されます!

シンポジウムのプログラム