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お知らせ 粟津邦男教授を偲ぶ会を開催

環境エネルギー工学専攻の粟津邦男教授(兼:経営企画オフィス長)は、病気療養中のところ、去る令和5年5月20日(土)にご逝去されました。

葬儀・告別式は故人の御遺志により近親者のみで執り行われましたが、ご縁のあった多くの方々から、ぜひお別れの会を催したいとの強いご意向があったことから、工学研究科が主催となり、経営企画オフィスの協力を得て「粟津邦男教授を偲ぶ会」が令和5年7月3日にセンテラス・サロンにて開催されました。

当日は加賀副研究科長の挨拶に始まり、参加者全員の黙祷後、ご縁のあった皆様からご挨拶、業績のご紹介、追悼のお言葉などをいただき、結びにはご遺族からのお言葉を頂戴いたしました。

病床にありながら気丈にガッツポーズを見せた粟津教授のエピソードを語る金田理事
3人の長年の絆について、仲野名誉教授の代読含め語りかける森教授
桑畑研究科長は冒頭で友人としての粟津教授への想いを語り、参加者の涙を誘いました

どのお話からも、一研究者でありながら、常に大阪大学全体のことを考え、全身全霊で取り組んできたその生涯をうかがい知ることができました。その人生の幕を閉じる最期の一瞬まで、大阪大学の研究力強化のため、未来ある若い研究者のため、これから何ができるかを考え通された先生の懸命なお姿が見えるようで、定年を間近に控え、また新しい一歩をまさにこれから踏み出そうとされていた先生の無念を感じずにはいられない一幕でした。

今回の偲ぶ会には、会場に120名以上のゆかりの皆様をお迎えした上、サテライト会場にも100名以上が参加され、合わせて約300名の方々からの献花で祭壇はいっぱいになりました。改めて粟津先生が多くの方に慕われ、突然のお別れがいかに多くの方に惜しまれたかがうかがえました。

ここに謹んで哀悼の意を表します。

当日式次第