お知らせ 夏休みおもしろ理科実験「飛行機が飛ぶ仕組みを学ぼう!」を開催しました

2023年7月28日・7月31日・8月1日の3日間にわたり、大阪大学創造工学センターにて、「飛行機が飛ぶ仕組みを学ぼう!」をテーマに、第10回 夏休みおもしろ理科実験 が行われました。

工学研究科技術部では、地域社会への貢献活動・広報活動を行っており、毎年夏休みに合わせて本イベントを開催しています。今年度はひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI プログラムの一環として、研究用風洞および創造工学センターと共催で3日間、それぞれ小学生とその保護者、中学生、高校生を対象にして開催しました。
本プログラムは、日本学術振興会(JSPS)の助成により、大学や研究機関で「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、小中高生の子供たちが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうためのものです。

2日目:中学生の部の挨拶ではライト兄弟の話題で飛行機に対する興味を喚起しました

当日は桑畑工学研究科長の挨拶に始まり、研究用風洞の見学、飛行機の仕組みに関する講義が続きました。
お昼を挟んで、午前中に学んだことを生かしながら実際に自分で翼の形をデザインする演習も行うなど、丸一日にわたるプログラムを体験いただきました。

研究用風洞の見学の様子
風洞内に巨大ゴルフボールをぶら下げ、ボール表面のくぼみの効果について考察します
実際に風洞の中に入り、吹き流しの動きとともに風を体感する様子 
コンピュータを使って翼をデザインし、自らの手で翼の形を切り出します
ミニサイズの風洞を使ってマイ翼の揚力を測定します

今回、小中高生の子供たちに対してすべて同じ内容で開催しており、大学の研究でも行う内容を超入門編で体験していただきました。
これを機に、飛行機はもとより、大学の研究って面白い!と感じていただくことができていれば幸いです。

大阪大学工学研究科技術部HP

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