お知らせ 米倉彥之様に紺綬褒章が授与されました
2024年5月27日（月）、米倉彥之様への紺綬褒章の伝達式が行われました。
紺綬褒章は、公益のために私財（５００万円以上）を寄附した方などを国として表彰する栄典の一つで、その栄誉のしるしとして授与されます（大阪大学未来基金ホームページより一部抜粋）。
米倉様からは、 2022年11月に工学部・工学研究科教育研究事業へ多額のご寄付をいただき、また2023年度の「大阪大学未来基金報告書」の「応援の声」にも寄稿いただきました。
（掲載内容 抜粋）
50年前、私は大阪大学に入学し、工学を専攻しました。
それは、理科系の知識と技術を身につけ「ものづくり」に携わりたいと考えたからです。それから半世紀、技術者として研究開発の仕事に就くことなく現在に至りますが、工学部で培った探求とチャレンジの精神は、会社を経営する上で大いに役立っています。
日本が技術立国と言われ、日本製品が世界市場を席巻した時代の記憶は薄れつつありますが、大阪大学の若い力がリーダーシップを発揮し、日本の技術大国の地位を復活させてほしいと期待し、「工学部・工学研究科教育研究事業」に寄付いたしました。これからも応援しています。
（過去の活用状況一例）
●モナシュ大学およびカリフォルニア大学主催のオンライン研修に工学部・工学研究科の学生１３名が参加
●研究に対する情熱があり、学業優秀な日本人学生に対する支援を行うため、5名に対して奨学金の交付
今後も、米倉様のご意向に沿う形で活用を検討させていただく予定です。