レジリエンスサポート＆トレーニングセンター（ReST＝レスト）による、今年度最終のFDセミナーを11月20日（水）にセンテラス・サロンにて開催しました。

今回は一般財団法人大阪漢方医学振興財団理事長で医師の中本かよ氏による「ストレスの弊害と対処法～中医学的視点から～」と題した講演と足助式医療體操（あすけしきいりょうたいそう）の体験演習を行いました。
中本氏からは、東洋医学の起源や考え方、味覚は舌だけではなく全身のさまざまな個所で感じるものであり、自分自身が欲する食べ物の味から体調を把握できること、心身一如（自己の身体と精神の調和がなければ個性が発揮できないこと）の考えが大切であること、自身の身体・体調への向き合い方の一助として足助式医療體操が提唱されていることなどについて、豊富な画像やデータを使用しての説明がありました。

その後、サロン・フリースペースで、足助式医療體操の体験を行いました。
当日は強い冷え込みを記録していましたが、受講者は熱心にストレス対処法を学び、終了時には顔を紅潮させながら感想を述べるなど、充実した様子が印象的でした。

ReSTでは来年度もさまざまなFDセミナーを企画しています。
その都度、工学研究科掲示板で詳細をお知らせいたしますので、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。