お知らせ 「光で冷える半導体」が大阪市立科学館で展示開始
2025年7月4日より、電気電子情報通信工学専攻の小島教授らの研究チームが開発した「光学冷却用のペロブスカイト半導体」が、大阪市立科学館にて常設展示されることとなりました。

各元素を含む製品などを紹介する「元素の利用」において、セシウムの利用例として、ペロブスカイト半導体の実物が展示されています。
お近くに行かれる際は、ぜひお立ち寄りください。

(画像は2022年4月20日プレスリリース記事からの引用)
【展示施設情報】
大阪市立科学館(大阪市北区中之島4-2-1)
※展示スペースは展示場3階「物質の探究」のフロア、「原子・分子の発見」エリアです。
開館時間など詳細は下記HPにてご確認ください。
https://www.sci-museum.jp/
【研究担当者のコメント】
●電気電子情報通信工学専攻博士前期課程 登尾尚紀さんより
私たちの研究チームは光で温度を下げること(光学冷却)を目標に、光で冷える半導体(ペロブスカイト半導体)を開発しています。
光を当てることでエネルギーを吸収しながらも熱を奪い、物質を冷却するという、非常にユニークな性質をもつ結晶をぜひご覧ください。

【関連ページ】
・新たな冷却方法やエネルギー輸送の実現に期待(2022年4月20日プレスリリース)
・光で冷える半導体 光学冷却の実証に成功(2024年9月2日プレスリリース)