令和7年12月9日（火）、センテラスサロンにてFDセミナー「学生のこころへの関わり方」を開催しました。

本セミナーは、学生の心情や行動原理への理解を深め、円滑な学生指導につながる、より良い関係構築を目指すものです。
講師には本研究科レジリエンスサポート＆トレーニングセンター（ReST）の根岸和政准教授を迎え、全学から教職員が参加。

セミナーでは、まず指導にあたる教職員自身のセルフメンタルケアの重要性が説かれ、続いて学生の行動動機に応じたアプローチや、ハラスメントリスクを減らす「注意・叱責の作法」が具体例を交えて紹介されました。
根岸准教授からは、学生を勇気づけるコミュニケーションを構築することや、学問・研究を通して、学生のレジリエンスを高めることが重要であるとの認識が示されました。

その後、事例検討を通じた意見交換、質疑応答があり、出席者は充実した表情でセミナー会場を後にしました。

今年度のReST関連のFDセミナーは、残すところあと1回となります。開催案内は工学研究科お知らせ掲示板（※教職員専用サイト）に掲載しますので、ご興味のある教職員の皆様は、ぜひご参加ください。