大阪大学大学院工学研究科では、専攻や専門分野の枠組みを超え、イノベーション創出と新学際領域の開拓を促進する新しい研究教育体制である「テクノアリーナ（TechnoArena）」を2020年4月に設置しました。テクノアリーナは、専攻や専門分野の枠組みを超えた柔軟な体制を構築することにより、最高水準の国際的研究拠点の育成、分野横断型の新学術分野の創出、産学官連携、および若手研究者の育成を一気通貫に実現することを目指した、他に類を見ない新たな研究教育プラットフォームです。また、基礎研究から社会実装までを視野に入れた「ＯＵエコシステム」実践の場としても位置付けています。

テクノアリーナは「最先端研究拠点部門」「インキュベーション部門」「若手卓越支援部門」の3部門から形成されます。すでに2020年度から活動を開始していた「インキュベーション部門」に加え、この度「最先端研究拠点部門」の拠点長および「若手卓越支援部門」の教員が選抜され全部門の体制が整いました。

これを記念し、2021年7月1日（木）に「テクノアリーナ発足記念セレモニー」を開催いたしました。　

大阪大学大学院工学研究科は、これからも学術の発展とイノベーション創出に資する先導的な取り組みを進めていきます。「テクノアリーナ」の研究教育活動と、生み出される成果にぜひご注目ください。

テクノアリーナの詳細については以下のサイトをご覧ください。

http://www.cfi.eng.osaka-u.ac.jp/arena/