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研究成果 和田有希助教が「アメリカ地球物理学連合 大気空間電気セクション 若手賞」を受賞

 電気電子情報通信工学専攻の和田有希助教が「アメリカ地球物理学連合 大気空間電気セクション 若手賞」を受賞しました。本賞は2年に1度、大気電気学を中心とした分野において顕著な貢献をした、博士取得後10年以内の若手研究者に授与されるものです。
 和田助教はこれまで雷雲や雷放電から生じる高エネルギー現象の観測的研究を実施しており、独創的な観測手法や結果、科学的成果のインパクトが高く評価されて受賞に至りました。授賞式は12月にアメリカ・シカゴで開催されるアメリカ地球物理学連合秋季大会にて行われます。

(和田助教) これまでの研究成果がこのような国際的に評価していただけたことを大変嬉しく思っております。観測は主に石川県や新潟県といった北陸地方で実施しており、そこで得られた質の高いデータがいろいろな研究成果に結びついてきました。大気中での高エネルギー粒子の発生は比較的新しい研究領域であり、今後も基礎物理学から防災まで様々な観点での研究を進めて参ります。

アメリカ地球物理学連合 2022年の各賞受賞者一覧

大阪大学 牛尾研究室