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研究成果 【プレスリリース】水素は高純度でなければ使えない?常識を覆せ!「粗水素活用技術」創出への挑戦

 応用化学専攻の星本陽一准教授・生越專介教授らの研究グループは、粗水素を直接利用した有機化合物の触媒的水素化反応を世界に先駆けて実現しました。

これが最高傑作の触媒!通称「ASB-III」


 当該の研究成果は「水素は高純度でなければ使えない」という従来の常識を覆す画期的な成果といえます。研究グループは「高濃度な一酸化炭素や二酸化炭素が含まれる粗水素を、工業原料として活用する『粗水素活用社会』という新たな概念を創出し、その実現に貢献したい」と述べています。
 本研究成果は、日本時間10月27日午前3時に米国科学振興協会Science Advances誌に掲載されました。

左から生越專介教授、浅田貴大さんの写真をもつ橋本大輝さん、星本陽一准教授
粗水素から精製された水素を回収中!

 今後も研究チームの活躍にご期待ください!

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イメージアート:「太古の獅子が光りのチカラを授かり、石ころから輝く宝玉を見つけ出す」様子を描いて、古くから知られてきた水素貯蔵分子が新たなホウ素触媒のチカラを借りて、粗水素から高純度水素を抜き出す様を表現しています。