閉じる

研究成果 宮地研究室卒業生・三本知明さんの博士論文が情報処理学会の学会誌に掲載

 電気電子情報通信工学専攻の宮地研究室から博士号を取得した三本知明さんの博士論文が情報処理学会の学会誌「情報処理」に掲載されました。
 本論文でも述べられているとおり、データの利活用はさまざまな課題を解決するとして期待される一方で、データに含まれるプライバシー保護の実現が不可欠となっています。
 本論文では、Webアクセスログやネット記事など,実際にさまざまな機関に入手されるデータを対象として、プライバシーと有用性の両立に向けたプライバシー保護技術を提案したことが評価され、[情報環境領域]コンピュータセキュリティ研究会の推薦により、2021年度選りすぐりの博士論文50本として紹介されました。

(指導教員の宮地教授からのコメント)
社会人博士として3年間研究活動を行い、仕事と学業を両立させて、よい研究成果を残しました。博士号取得を糧に、プライバシ分野の専門家として、ますます活躍して欲しいと思います。

2021年度 研究会推薦博士論文速報のマガジン

情報処理学会 学会誌「情報処理」

大阪大学 宮地研究室