研究成果 紀ノ岡正博教授,山本陸助教が「生物工学論文賞」を受賞
生物工学専攻の紀ノ岡正博教授、山本陸助教が「日本生物工学会 第30回生物工学論文賞」を受賞しました。本賞は、生物工学の進歩に寄与した論文に対し授与されるものです。
創立100周年記念第74回日本生物工学会大会 (福﨑英一郎大会会長、大政健史実行委員長 ともに大阪大学大学院工学研究科 生物工学専攻教授) において、大会初日の2022年10月17日に授賞式が行われました。
本賞は以下の論文
Yamamoto, R., and Kino-oka M.: Design of suspension culture system with bubble sparging for human induced pluripotent stem cells in a plastic fluid, J. Biosci. Bioeng., 132, 190-197 (2021)
が評価され授与されたものです。
(山本助教)この度は日本生物工学会の記念すべき創立100周年記念大会において本賞を賜り誠に光栄に存じます。本論文は、再生医療などへの展開が期待されるヒトiPS細胞の大量生産を目指した培養手法に関して議論したものです。今後も引き続き細胞製造の実用化に向けた研究を推進してまいります。