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研究成果 松本邦彦助教が日本都市計画学会の年間優秀論文賞を受賞

環境エネルギー工学専攻 共生都市計画学領域の松本邦彦助教が日本都市計画学会の2022年年間優秀論文賞を受賞しました。

受賞論文の「大都市圏郊外住宅地に立地する親世帯住宅の近居子世帯による継承に影響する要因」は、大都市圏に位置する高齢化の進行した郊外住宅地の持続的発展・継承のための方策の1つである、子世帯による親世帯住宅の継承に着目した研究の一部です。

親子世帯の「近居」に着目し、それが住宅継承意向に及ぼす要因を明らかにした独自性の高い研究です。
著者自身が現在向き合う「近居・子育て」に関する当事者意識から生まれた着想を学術研究として昇華させました。

受賞理由としては以下が挙げられました。
 ・調査から近居理由及び親子間の交流実態と親世帯住宅に対する近居子世帯の継承意向を丹念に分析し、住宅政策の基礎的知見となる重要な内容を整理している。
 ・近居子世帯による親世帯住宅の継承意向に影響する要因について、新規性のある事実を多く指摘しており、近居研究における新しい着眼点を見出している。

日本都市計画学会 年間優秀論文賞 一覧

環境エネルギー工学専攻 共生都市計画学領域