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研究成果 倉敷哲生教授が日本材料学会「学術貢献賞」を受賞

 ビジネスエンジニアリング専攻の倉敷哲生教授が、2022年度 公益社団法人 日本材料学会 学術貢献賞を受賞しました。日本材料学会第72期学術講演会中の総会(会場:つくば国際会議場)において2023年5月29日(月)に表彰されました。
 本賞は、材料学に関する顕著な研究業績および日本材料学会に対する顕著な貢献により、材料学の進歩発展に寄与したと認められる満55歳未満の個人に授与される賞です。
 倉敷哲生教授は「繊維強化複合材料の損傷挙動評価と信頼性評価」に関する研究業績と、日本材料学会 複合材料部門委員会委員長及び信頼性工学部門委員会副委員長等としての貢献が高く評価され、本賞を受賞しました。

(倉敷先生のコメント)
 専門分野である「複合材料工学」「信頼性工学」を軸に、数値シミュレーション、マルチスケール解析技術、機能創成デザイン等の研究を異分野融合・産学連携により推進してきました。
 地球温暖化や化石資源枯渇による環境・エネルギー問題の深刻化を受け、航空・宇宙、車輌分野では高強度、高剛性、軽量性に優れる繊維強化複合材料を積極的に用途展開を図ることが期待されています。
 こうした中で今回、マルチスケール解析による繊維強化複合材料の損傷進展挙動評価や、材料・構造物の信頼性評価手法・リスクコミュニケーションに関する一連の研究を評価頂いたことは大変光栄に感じています。ご期待に沿えるよう、今後も材料学の教育・研究の発展に貢献したいと思っています。

日本材料学会 令和4年度 学術貢献賞

倉敷研究室HP