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研究成果 岡弘樹助教が若手研究者向け表彰を連続受賞

工学研究科附属フューチャーイノベーションセンターの岡弘樹助教が、若手研究者向けの表彰を2つ連続して受賞しました。

5月には船井情報科学振興財団より、第22回「船井研究奨励賞」を受賞しました。本賞は情報科学、情報技術分野を中心とした理工系分野において、顕著な研究業績があった博士号取得後5年以内の研究者を褒賞するものです。

褒章式は5月20日、ANAインターコンチネンタル東京にて執り行われ、岡助教は受賞者代表挨拶を務めました。

受賞研究テーマ「高度化する情報技術を支える革新的かつ環境適合な有機電池の開発」

続いて6月には、新化学技術研究奨励賞を受賞しました。

本賞は、新化学技術推進協会が産学官交流連携活動の一環として、化学産業界が必要とする研究課題を設定し、その実現に貢献することができる若手研究者の独創的な萌芽的研究テーマを発掘・奨励する目的で毎年公募しているものです。

岡助教は設定された課題のうち、課題12「サステイナブルな社会の実現に向けた革新的反応技術に関する研究」において選出されました。

受賞研究テーマ「クリーンエネルギー製造に向けた有機高分子の革新的触媒能の開拓」

表彰式は6月26日、新化学技術推進協会にてオンラインを併用して執り行われました。

(岡助教のコメント)
本研究提案では、有機高分子の新機能として革新的触媒能を開拓し、水および空気中の酸素のみを原料とした真に持続可能な、クリーンエネルギー製造技術の確立を目指します。これらを学術として一般化し、エネルギーに関連した有機物性化学の新局面を拓き、カーボンニュートラルやサステイナブルな社会の実現に貢献します。

船井学術賞受賞者のページ|船井情報科学振興財団HP

新化学技術研究奨励賞受賞者ページ|公益社団法人 新化学技術推進協会HP

大阪大学大学院工学研究科
附属フューチャーイノベーションセンターHP(テニュアトラック教員紹介ページ)

藤内研究室HP