研究成果 角田悠さんが日本生物工学会生物工学学生優秀賞「飛翔賞」を受賞
生物工学専攻 大政研究室・博士後期課程1年生の角田悠さんが、日本生物工学会 第12回生物工学学生優秀賞(2023年)「飛翔賞」を受賞しました。
この賞は、日本生物工学会創立90周年記念事業の一環として設置され、日本の大学の博士後期課程（あるいはそれに同等の大学院教育課程）に進学して優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的として授与されるものです。
学会より授賞理由として、小胞体からゴルジ体への抗体輸送を担う COPII 小胞の形成に関わるタンパク質 Sar1A を過剰発現することにより、抗体輸送を強化して生産性を向上させる研究に一貫して取り組んでいること、また日本生物工学会大会を含め多くの口頭発表を行い、さらに次世代挑戦的研究者育成プロジェクトにこの 4 月から採択されるなど、生物工学分野における若手研究者として今後の発展が期待されるという評価を受けたことが挙げられています。