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研究成果 横田陽樹さんが IEEE SPS Tokyo Joint Chapter Student Awardを受賞

電気電子情報通信工学専攻の横田陽樹さん(博士後期課程1年)が、IEEE SPS Tokyo Joint Chapter Student Awardを受賞しました。

本賞は、投稿時に学生であるIEEE SPS Tokyo Joint Chapter所属会員が筆頭著者である、日本国内の信号処理関連の学会で発表された査読無し発表論文の中から、特に優れた論文に送られる賞です。

受賞発表論文:横田 陽樹,原 惇也,田中 雄一,Gene Cheung, “グラフカットを用いた符号付きグラフのバランス化, 第37回信号処理シンポジウム, 2022.

(横田さん)
符号付きグラフは、人々が互いに「好き」や「嫌い」などの肯定的なつながりと否定的な繋がりの両方を表現できるネットワークモデルです。符号付きグラフを用いて、ソーシャルネットワークに限らず、遺伝子発現ネットワークやセンサネットワーク上のデータを表現することができます.本研究では、符号付きグラフ上のデータの解析に関わる課題を克服する効率的なアルゴリズムを提案しました。今後は、この研究成果を基に、現実世界の様々なアプリケーションにおける信号処理技術の更なる進展を目指していきたいと考えています。

IEEE Signal Processing Society (SPS) Tokyo Joint Chapter

大阪大学大学院工学研究科 電気電子情報通信工学専攻 田中研究室