研究成果 荻野陽輔准教授、佐藤祐理子さん、佐野智一教授らが溶接アーク物理研究賞を受賞
マテリアル生産科学専攻の荻野陽輔准教授、佐藤祐理子さん(博士後期課程3年/日本学術振興会特別研究員-DC1)佐野智一教授らが、一般社団法人溶接学会溶接法研究委員会より溶接アーク物理研究賞を受賞しました。
この賞は、溶接アーク物理に関する基礎研究分野の発展に大きく貢献した研究報告に対して与えられる賞です。荻野准教授が2023年度に発表した「ミグ溶接におけるワイヤ材質が溶滴移行現象に及ぼす影響に関する考察」が評価され本賞を受賞しました。

(荻野准教授のコメント)
アーク溶接プロセス中のアークプラズマや金属材料における熱輸送・物質輸送現象を数値シミュレーション技術を用いて考察した研究を評価していただきました。今後、計測技術との融合などを通じて、現象のさらなる解明を進めるとともに新しい材料加工プロセスの開発へとつないでいきたいです。