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研究成果 佐藤祐理子さんが日本学術振興会 育志賞を受賞しました

マテリアル生産科学専攻 博士後期課程の佐藤祐理子さんが、第15回日本学術振興会 育志賞を受賞しました。

日本学術振興会育志賞は、上皇陛下の天皇御即位20年に当たり、若手研究者を支援・奨励するための事業の資として贈られた御下賜金をもとに、平成22年度に日本学術振興会が創設した賞です。
同賞は、将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士課程学生を顕彰することで、その勉学及び研究意欲を高め、若手研究者の養成を図ることを目的としています。

2024年度は、大学の長または学術団体(学会)の長から推薦を受けた177名の候補者のうち、佐藤さんを含む19名の受賞者が選出されました。
佐藤さんの研究テーマは、「アーク溶接中のプラズマ共存環境における溶融金属の電磁加速メカニズムの解明」です。

授賞式は2025年3月6日に日本学士院(東京都台東区上野公園)にて秋篠宮皇嗣同妃両殿下御臨席のもと執り行われました。

なお、佐藤さんは、工学研究科として初の育志賞受賞者であると同時に、大阪大学の理工系分野においても女性初の受賞者となります。工学研究科長からも佐藤さんの栄誉を称え、令和6年度研究科長表彰を贈呈しました。

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