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研究成果 宮地 充子教授が電子情報通信学会(IEICE)の第5回歴代教育優秀賞を受賞されました

 電気電子情報通信工専攻の宮地 充子教授が、電子情報通信学会(IEICE)において「学部、大学院、社会人を繋ぐ協働型情報セキュリティ実践教育」の取り組みで第5回歴代教育優秀賞を受賞されました。
 宮地教授はこれからの社会、経済活動に必要な情報セキュリティ技術をもつ人材の育成を重要課題と考え2012年から大学院生、2016年から学部生向け実践的情報セキュリティコースを開講し、その経験を踏まえて、2017年から社会人向け「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(ProSec)」を実施し、学部生と大学院生と社会人を繋ぐ協働かつ実践的情報セキュリティコースを体系的に設計しました。
 これまでに大学院生向け教育プログラム(SecCap)の提供科目で200名以上、学部生向け教育プログラム(BasicSecCap)の提供科目で680名以上が受講し、社会人向け(ProSec)も26名になりました。
 このような実践教育により情報セキュリティ人材を育成し、育成した学生の多くが産業界や大学の中核人材として活躍しています。宮地教授が設計した実践的情報セキュリティコースにおいて、分断から協働へと繋がる情報社会を実現する人材を育成し、世代・組織を超えて構築された人材ネットワークが日本社会全体に与えた功績は極めて顕著であると認められ、教育優秀賞を受賞されました。

電子情報通信学会(IEICE)HP

宮地研究室 HP