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お知らせ ~キャンパスを居場所に2025~造形実習を通した学生の空間提案を行いました

吹田キャンパスには、とても魅力的な空間があるにも関わらず、その多くは、通り過ぎるだけの空間になっているのが現状です。
造形実習(地球総合・建築部門の演習科目)では、この数年、学生がキャンパス内を歩き回り、自分たちの五感をフル活用して魅力が眠る屋外空間を発掘してきました。

学生達は、約3か月にかけて計画・準備を行い、2026年2月5日に本イベントを実施しました。
2025年度は、はじめて3つのチームに分かれて活動を展開し、普段人通りの少ない道、寒々しい無機質な通路、そして滞在の少ない広場の音に着目しました。
季節柄居場所となりづらい(けどもったいない)場所を捉えた彼らだからこその提案を、彼らの言葉でそのままお届けします。


■CASE1「チャイムカーテン」
チーム名:アソビ場er
本計画地は、見晴らしがよく自然とも調和した滞在にふさわしい空間でありながら、通過されるだけのスペースとなっていた。ここに、誰でも曲を奏でられる装置を設置することによって、滞在を促す遊び場として生まれ変わらせることを目指した。

■CASE2「阪大暖簾小路」
チーム名: 天然コンクリート
無機質で冷たいコンクリート空間が広がる吹田キャンパスに、温かみのある場を創出した。暖簾や竹矢来、暖色フィルムを用い、単なる連絡通路を和風の路地へと変容させ、人を惹き込む空間とした。暗くなるにつれて暖色の光がいっそう際立ち、路地特有の奥行き感と暖簾が生み出す和の気配がより強まる。

■CASE3「仄(ほのか)」
チーム名:竹ノ中工務店
キャンパス内であまり利用されていない道の存在とその魅力の認知を目指し、「発見の楽しさ」をテーマにプレイスメイキングを実施しました。明るすぎずほのかに照らす灯篭を誘導と装飾に活用し、帰宅する人が灯籠をたどりながら自然に対象の道を発見できる計画としました。ただの誘導ではなく、自ら道を見つけたと思えるようにシークエンスを工夫しました。


大学における”居場所”はどう作っていけるのだろうか?
本演習の成果を通して屋上やオープンスペースを少しずつでも居場所に変えていく意識が広がることを願っています。

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