信頼性設計学領域[接合科学研究所]

信頼性設計学領域では、設計、溶接・接合などの加工や施工といった構造物の設計・施工プロセスから、試験・供用、補修補強・維持管理に至る構造物のライフサイクルを通した時間軸を「スループロセス」、材料の組織から溶接・接合部材、構造物といったミクロからマクロにわたる空間軸を「トランススケール」という二つの軸で捉え、これらの各ステージやスケールにおける各種構造物の性能や信頼性の評価に関する教育と研究を行います。特に、溶接・接合部材や構造物の性能に及ぼす、残留応力や変形に代表される熱加工の影響を微視的および巨視的な観点から考慮して、詳細かつ合理的に評価する手法の開発に取り組んでいます。溶接・接合を用いた構造化プロセスの高度化によって、信頼性の高い構造物の設計に貢献できる学術的基盤の構築を目指します。

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