人工知能(AI)の目覚ましい進歩に伴い、科学技術の様々な分野で画期的なイノベーションが実現されています。膨大なデータセットとシミュレーションによりアイデアを「1から100」へ発展させる能力は圧倒的である一方、これまでに概念すらなかった独創的な価値を「0から1」として生み出すには、まだまだ人間の直感に頼らざるを得ません。今後益々求められる0から1を生み出す能力の涵養を目指し、当研究室では、現場観察を重視した新規技術・サービスの開発に取り組みます。

医工学、エネルギー・環境、エレクトロニクス、防災・リスクなど多岐に亘る分野のものづくりについて、異分野連携をキーワードに新たなテクノロジー創成のためのシミュレーション構築ならびに新技術開発を行っています。最近の研究テーマとして、先進繊維強化複合材料の力学的特性評価手法,先進繊維強化複合材料を用いた人工股関節関連製品の力学的特性評価手法や大都市大震災の災害・減災予測手法の開発に取り組んでいます。

「価値づくり」における従来の「大量生産・大量消費」から、今後の「多様化」という時代の流れに順応可能な、次世代のリーダーを育成すべく、教育研究を通して「スキル」だけでなく、多面的な「視点」を持ってリーダシップを発揮できる能力を涵養することを目標としています。 これからの社会ニーズを展望して技術課題を先取りし、材料開発から実装技術などの製品化技術、更にはその技術・製品のマネジメント、ビジネスモデルに至るまでの、課題解決・イノベーションに取り組みます。
