附属施設

センターはグローバルCOEプログラム「構造・機能先進材料デザイン教育研究拠点」で実施した大学院博士後期課程学生など若手研究者への教育研究支援を恒久化するとともに、学内の材料関連専攻や研究所・センターとの緊密な連携、海外を含む学内外との教育プログラム・共同研究の立案・実施、さらには共同研究講座を中核に企業との連携強化をはかり、大阪大学を金属材料を主とする材料科学分野における教育研究の世界的拠点として整備・発展させることを目的として2008年4月に設立されました。
 このセンターは寄附をもとに2007年11月に竣工した専用建物「山本記念館/鉄鋼共同研究棟」内に、事務室・教育研究スペースを有し、大手鉄鋼会社等が設立した共同研究講座、さらに2014年に設立されたSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)異方性カスタム設計・AM研究開発センターなどが入居しています。

特任教授 須賀 唯知

有史以来、文明はものづくり技術のたゆまない発展とともに進化してきました。本研究領域では、ナノメートルからサブナノメートルオーダの精度が要求される最先端の光学素子や半導体基板の製造に向けて、革新的なものづくり技術を創出します。我々の開発した新技術が21世紀の新たな産業革命の引き金となり、人類のさらなる発展に貢献することを理念に掲げ、極限的な精度と能率の両立を実現する『ナノ製造プロセス』の研究・開発に取り組んでいます。

センターはグローバルCOEプログラム「構造・機能先進材料デザイン教育研究拠点」で実施した大学院博士後期課程学生など若手研究者への教育研究支援を恒久化するとともに、学内の材料関連専攻や研究所・センターとの緊密な連携、海外を含む学内外との教育プログラム・共同研究の立案・実施、さらには共同研究講座を中核に企業との連携強化をはかり、大阪大学を金属材料を主とする材料科学分野における教育研究の世界的拠点として整備・発展させることを目的として2008年4月に設立されました。  
 このセンターは寄附をもとに2007年11月に竣工した専用建物「山本記念館/鉄鋼共同研究棟」内に、事務室・教育研究スペースを有し、大手鉄鋼会社等が設立した共同研究講座、さらに2014年に設立されたSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)異方性カスタム設計・AM研究開発センターなどが入居しています。

附属フューチャーイノベーションセンターでは、多様化・複雑化しつつある社会課題やニーズに柔軟かつ速やかに対応しつつ、課題解決と未来社会に資する新たなイノベーションを生み出す分野横断型の学術領域の創出を支援するとともに、関連する研究開発をけん引する次世代リーダーの育成に携わります。特に、当センターでは以下の項目をミッションとしています。

  1. 社会課題やニーズに即応し、未来社会創出に貢献しつつ、新たなイノベーションに繋がる分野横断型の研究開発領域の開拓および関連教育を柔軟に実施する「テクノアリーナ」の企画運営
  2. テニュアトラックプログラムの推進、次世代のリーダーとなる研究者の研究支援や、産官学連携の促進、URAの導入とInstitutional Research (IR)等を通じた工学研究科全体の研究力強化の推進
  3. 産学官共創教育や分野横断型の高度副プログラムの実施、リカレント教育等の推進を通じた工学研究科における教育力向上の実践

上記1-3にそれぞれ対応する「テクノアリーナ領域」「研究力企画領域」「教育力企画領域」に加えて、これらの諸活動を効率的に推進するため、運営資金の獲得を始め、経営力の向上を図る「経営力企画領域」の全4領域をセンター内に設置しています。
また、「テクノアリーナ領域」には「最先端研究拠点部門」「インキュベーション部門」「若手卓越支援部門」に加えて「広報戦略部門」を設置し、テクノアリーナ関連の広報活動を強化しています。

招へい准教授 渕上 ゆかり

資源エネルギー問題、社会インフラの維持管理、産業技術イノベーション創出などの長期的な課題に対処し、将来世代に持続可能社会を引き継ぐための社会の仕組みのデザインと社会技術について研究しています。また、これらの仕組みや方法論を、政策や社会・技術システムのデザインに応用し、公的機関や産業界など多様なステークホルダーとの共創を通じて、課題解決および持続可能社会の形成に関わる研究活動や実践を進めています。

教授(センター長) 藤田 克昌
教授(副センター長) 菊地 和也
総務課長 宮下 五子
経理課長 山本 光一

“フォトニクスは、光と物質との相互作用を理解し、活用するための科学および技術であり、基礎研究から産業応用に至るまで、さまざまな分野で活用されています。当センターは、フォトニクスに関する科学技術の研究開発と社会実装の推進を目的として、2007年に設立されました。100を超えるフォトニクス関連の研究室を有する大阪大学の強みを活かし、科学技術を軸とした社会貢献を目指して活動しています。
当センターは、2007年度から10年間にわたり文部科学省の支援を受けて「フォトニクス先端融合研究開発拠点」として運営され、2009年度には経済産業省の支援のもと「光エコライフ技術開発拠点」としてフォトニクスセンタービルを建設し、国内外の研究機関や企業との連携を深めながら、フォトニクス研究開発拠点としての役割を果たしてきました。工学研究科附属センターとして、オープンラボやフォトニクス研究に必要な各種装置の共同利用サービスを提供するとともに、コロキアムやセミナー、研究者交流の場づくりなどを通じて、自立した活動を展開しています。
また、2016年度からは産業技術総合研究所(AIST)との共同研究として、オープンイノベーションラボ(OIL)に参画し、医学やバイオ分野とフォトニクスの連携に注力してきました。さらに、2022年度には科学技術振興機構(JST)のCOI-NEXT事業(本格型)に大阪大学が採択され、当センターは「フォトニクス生命工学研究開発拠点」の中心的役割を担う組織として、分野融合的な研究の推進と新たなイノベーション創出にも取り組んでいます。”

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