医工学、エネルギー・環境、エレクトロニクス、防災・リスクなど多岐に亘る分野のものづくりについて、異分野連携をキーワードに新たなテクノロジー創成のためのシミュレーション構築ならびに新技術開発を行っています。最近の研究テーマとして、先進繊維強化複合材料の力学的特性評価手法,先進繊維強化複合材料を用いた人工股関節関連製品の力学的特性評価手法や大都市大震災の災害・減災予測手法の開発に取り組んでいます。
「価値づくり」における従来の「大量生産・大量消費」から、今後の「多様化」という時代の流れに順応可能な、次世代のリーダーを育成すべく、教育研究を通して「スキル」だけでなく、多面的な「視点」を持ってリーダシップを発揮できる能力を涵養することを目標としています。 これからの社会ニーズを展望して技術課題を先取りし、材料開発から実装技術などの製品化技術、更にはその技術・製品のマネジメント、ビジネスモデルに至るまでの、課題解決・イノベーションに取り組みます。
近年では、事が起こってから計画づくりを開始するのではなく、むしろ「まちづくり」の基本として、日常的に身近な環境の将来のあり方を検討しておく「持続的まちづくり」の必要性が強まっています。 加賀研究室では、このような認識の下に、下記の研究を進めています。 – 街に人びとを誘い、街の活性化を目指すまちづくり – 市民参加型でデザイン・マネジメントするまちづくり – 地域の現状や問題点を学習・発見し、将来の課題に取り組むまちづくり
本研究室では、未来の社会に貢献する技術の開発を目指して
・貴金属ナノ粒子の合成と燃料電池、抗菌材料への応用
・交流磁場を使った低侵襲な癌の治療法の開発
・極低温冷凍機用の磁性材料の開発
・磁性ナノ粒子による高度な診断・治療法の実現
・磁気と歪みの相互作用の振動発電への応用
・歪みを制御したフェライト磁石の高性能化
の研究を行っております。
産学官共創領域では、研究力の高度化に加えて、共同研究講座/協働研究所等と協力し、学内での産学共同研究活動(インターンシップ・オン・キャンパス: IoC)を取り入れています。従来の学理の基盤を構築する研究力に加えて、市場・顧客・ロードマップといった事業展開を培う俯瞰力、共同研究を運営する連携力、IoCによる研究活動を通じた学内企業体験により実践力の育成を行います。